お部屋を作る構成要素「床」「壁」「ドア」「窓」。
その中でも、一番印象を左右させるのが床です。
床の種類を変えれば、お部屋の印象を大きく変える事ができます。
それでは、そんな床材のなかから日本で一番の普及率のあるフローリングについてみていきましょう。
フローリングタイプ
日本で一番普及している床材です。
ですが、フローリングにも様々な種類があるのですが、どういった種類があるかまでは、なかなか浸透できていない面もあります。
同じフローリングでも種類によって大きく雰囲気が違うので確認していきましょう。
無垢フローリング
フローリング材全てが無垢材で作られている為、使用される木材の風合いを存分に楽しむことができます。
フローリングにこだわる方は無垢フローリングを使われることが多いですが、デメリットもあります。
湿気や温度変化による反りや隙間があくという点です。
このデメリットを味わいととれない方は採用を控えた方が良いでしょう。
複合フローリング
基盤と呼ばれるフローリングの大本になる部分を合板などで作り、その上に突板と呼ばれる0.5mm程の薄さにスライスした木材を貼ったものや、挽板と呼ばれる2mm程の木材を貼りつけたものがあります。
無垢フローリングよりも反りや隙間などの変化に強いのが特徴です。
木の風合いは無垢材よりも見劣りしてしまいますが、挽板クラスの厚みを採用することで、限りなく無垢材に近い風合いを楽しむことができます。
シートフローリング
複合フローリング同様、基盤の上にプリントされたシート等を貼り合わせてできたフローリングです。
人工的に作られた木目の為、風合いは見劣りしていますが、均一性のとれた木のデザインが人気です。
また、機能性フローリングと呼ばれる、音が緩和されるものや熱を伝えにくくしているものなど豊富なラインナップがあります。
まとめ
フローリングの種類でも大きく分けて3種類のフローリングがあることがお分かり頂けたと思います。
更に木材の種類によって数えきれない種類のフローリング材になっていきます。
まずは今回ご紹介した3種類のフローリングの種類を覚えておきましょう。